Webalizerの見方
Webalizerが見せてくれるもの
よく見るのは「月ごとの統計」「日ごとの統計」「リファラー」「検索文字列」でしょうか。 「リファラー」はどのサイトからリンクされているのかがわかり、また「検索文字列」はyahooなどの検索エンジンで、検索時に打ち込まれた文字がわかります。検索エンジンはyahoo,google,msnを始め約20サイトほどに対応しています。 |
Hits Files Pages Visits Sitesとは?
単にアクセスといっても、いろんな種類があります。 例えば、 HTMLファイルへのアクセス、GIF画像へのアクセス、同一訪問者からのアクセス、アクセスしたがファイルがない、パーミッションがない、CGIの実行時にエラーになった、などありますが、WEBサーバーはそんなことはお構いなしにすべてログに記録していきます。そういったエラーをも含めたすべてのアクセスをHits(ヒット数)と言います。 そして、そのHitsのうち、エラーがなく正常にユーザーのブラウザへ結果を返せたのがFiles(ファイル数)、またHitsのうち、画像やFlashファイルなどを除き、HTMLファイルだけの数をPages(ページ数)といい、一般的にこのPagesをアクセスの基準として使われる事が多いです。 Vists(訪問者数)とSites(サイト)は、基本的に似ているのですが、Visitsは30分以内の同一IPを除いた訪問者数。Sitesは一年以内に同一IPからのアクセスのない訪問者の数となります。いわば、はじめて始めて訪れてくれた人の数ですね。
補足:VisitsはFilesを元に計算され、SitesはHitsを元に計算されます。 |
一般的な見方
一般にアクセス数とはどれをさすのでしょうか? よく「100万ヒット数達成」とかいいますが、実際ヒット数とは、「File not found」といったエラーもすべて含まれているためかなり曖昧です。 かといってFilesでは、正常なアクセスとはいえ画像の極端に多いサイトだと、Filesの数も多くなってくるので、これもヒット数同様に曖昧です。ですので、一般的にHTMLページだけをカウントしたPages(ページ数)をアクセス数の基準とされるのが多いです。(ページビューといったりもします。) またPagesのうち、30分以内の同一IPからのアクセスを除いたものがVisits(訪問者数)となり、訪問者数単位で見たい場合はこのVisitsがよく使われます。 Sitesも訪問者数という意味ですがあまり基準にはされず、単に新規訪問者数の数として参考程度に使われます。 |
ツウな見方
PagesとVisitsの関係 PagesとVisits(訪問者数)の割合で、Pages数が多ければ多いほど、そのサイトはいろんなページにわたって閲覧されていることがわかります。 平均ページ閲覧数 = 総Pages /総Visits 例えば、Aというサイトの平均ページ閲覧数が「7」とすると、訪問者はそのサイトにきて6回ページ移動をしたことになります。この平均ページ閲覧数が多ければ多いほど、ユーザーを飽きさせず、興味を惹きつけているサイトとみていいのではないでしょうか。 Sitesの波 普通サイトを立ち上げ、右肩あがりにアクセスが伸びていきますが、ある時期にSitesが減っていくときがあります。それはつまり、そのサイトの属するカテゴリに興味のある人の多くがそのサイトの存在を知って一度は訪れてしまったからだと考えられます。 しかし、それにもかかわらず、アクセス数が右肩であがりつづけるのは、リピーターがついているからだと思われます。 (月の統計グラフの右上グラフでわかります。黄色がVisits、オレンジがSitesです。) |