鳥取県3月の中小企業景況

物価上昇による消費マインドの低下が継続

2024年問題による運送関連の見直しを迫られるなど問題が山積

~景況DI値は、前年同月比5.2ポイント低下のマイナス21.1~

県内中小企業の景況は

全業種景況DI値は、前月比23.7ポイント上昇のプラス10.6、前年同月比5.2ポイント上昇のマイナス21.1となった。製造業では、一部業種で年度末の駆け込み需要が見受けられたものの、ほとんどの業種で原材料費等の高騰が継続しており、受注減少に影響するなど厳しさを増している。非製造業では、春休みシーズンを迎え人流が増加し、観光関連を中心に前月比の業況は好転したものの、ガソリン価格をはじめとする物価の高騰が消費マインドの低下につながっており、小売関連を中心に厳しい状況が続いている。県内景況は、原材料、仕入価格等の高止まりによる経費負担の増加が長引いているうえ、物価上昇により消費は慎重化が進むなど需要の停滞が継続している。また、人手不足の深刻化をはじめ、2024年問題による運送関連の見直しを迫られるなど問題が山積しており、先行き不透明な状況が続いている。

 

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