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■フジ化成工業株式会社
産業廃棄物を有効利用する研究開発型企業

名   称 フジ化成工業株式会社 設 立 年 月 昭和41年8月
所 在 地 〒689-4121
西伯郡岸本町大殿1241-1
TEL (0859)68-2721
FAX (0859)68-2723
代表者役職・氏名 代表取締役社長 西尾 信治 資  本  金 24,500千円
従 業 員 数 42名 事務局責任者氏名 西尾 信治
業種又は製造・販売品目 不燃断熱材、防音床材
連携・交流の相手業種 松下電工(株)、太平洋セメント(株)、大塚化学(株)


1.連携・交流の目的

 当社に不足する技術、人材の補完及び相手先販路の活用

2.連携・交流の効果

 製品が完成すれば即商品として大量に流通し、業容の拡大に寄与

3.連携・交流をはじめた背景及び経緯

 昭和58年、松下電工?より低価格、高性能の防音床材の開発依頼があった。そこで中古タイヤのナイロンコード粉(繊維とゴム質が残っている)に着目し、両社で2年の研究期間を経て完成したのが「防音床マットVK-600」である。その後、当社が産業廃棄物のリサイクルを手がけていることが業界で注目を集め、太平洋セメント?と共同で、ビデオ、オーディオテープの製造時に発生する廃材を利用した断熱・防音のリサイクルパネル「EMパネル」を完成させ、それぞれ市場化した。

4.活動状況

・情報交換を含めた研修会の開催(年6回)
・ISO14000S取得に向けたマネージメントシステム構築の準備

5.連携・交流のセールスポイント及びキャッチフレーズ

・基本的に、相互に補完し合える技術、人材、販路等があること
・対等な立場での連携で、特許は共同申請とし、抜け駆けの特許取得等が無いこと(企業間の誠意ある連携)


 “産業廃棄物を有効利用する研究開発型企業”

6.連携・交流によって発生している問題点等

 市場化までの期間が長い(資金負担の増加)

7.今後の連携・交流したい業種、分野、技術、ノウハウ等

 特になし

8.指導を受けている機関・アドバイザー等

 鳥取県産業技術センター


防音床マット「VK-600」
松下電工(株)との共同開発品

多機能 断熱・防音剤「EMパネル」
太平洋セメント(株)との共同開発品

不燃・準不燃断熱材
炭酸カルシウム発泡剤
「ロックセルボード」独自開発品

FRP船舶芯材
硬質塩化ビニール発泡体
「ビニフォーム」独自開発品


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