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■ダイマツグループ
「本物志向」の製品開発〜「氷温」のメッカ目指す〜

名称 ダイマツグループ 結成年月 昭和60年4月
所在地 〒683-0845
米子市旗ケ崎2026
(株)ダイマツ 内
TEL 0859-32-7456
FAX 0859-32-7460
代表者氏名 松江 伸武    
構成員数 5社 事務局責任者氏名 柏木 幸治
構成員の業種 食料品製造業、小売業、コンサルタント等専門サービス業
構成員の地域 米子市


1.連携・交流の目的

 独自の技術ノウハウ蓄積及び固有技術等の確立

2.連携・交流の効果

 技術ノウハウの確立及び市場開拓力の強化

3.組織の目的

 食品流通・加工の世界で21世紀の技術と注目されているのが、「氷温」。氷温は、セ氏零度から野菜、果物、魚介類が凍るまでの温度域を指す。この温度範囲で食品を加工すると、鮮度が保たれるばかりでなく熟成が進み、果物では糖度が上がり、肉などはうま味が増す。そんな氷温技術を導入して実用化に成功、氷温食品を製造、販売しているのが?ダイマツを中心とした当グループである。

4.組織結成の経緯又は背景

 昭和54年、(株)氷温研究所の山根博士の氷温理論に接し、(株)ダイマツを中心とした当グループでは氷温製造法に着手、以来、販売小売業者さらには、他生産者と連携を図り今日に至っている。

5.活動状況

 (株)氷温研究所、社団法人氷温協会さらには、販売小売業者、他生産者と相互に連携・協力して氷温食品としての新商品・新技術の開発を行い、氷温事業の拡大を図っている。
 具体的な新商品として、沖ぶりの醤油漬、秋シャケのソテー、鯖の生姜醤油漬等がある。これらは全て氷温製法システムで作られた商品であり、素材の鮮度を保ち、更に素材のうまみ成分を引き出し、かつ合成保存料無添加で無着色商品である。

6.事業活動のセールスポイント及びキャッチフレーズ

●「本物志向」の製品開発〜「氷温」のメッカ目指す〜
 水産物・農作物をはじめ氷温食品のさまざまなメーカー、物流業者などを集積させ、健康を切り口にした氷温のメッカを目指す。健康によく、こだわりを持つ食品を生産すれば必ず売れる。
●〜鮮度、うまみ…21世紀を拓く食の技術〜
 冷凍でも冷蔵でもない温度で、自然のまま食品の価値向上。そしてこの技術を軸とした地方産業の活性化を図る。

7.活動によって発生している問題点等

 全国的に耳慣れない「氷温」への取り組みは、食生活の多様化や、鮮度の高い食品への需要拡大などを目的としていた。しかし、企業化への道のりは厳しく、知名度はゼロに等しかった。また、実験ではうまくいっても、生産ラインでつまずいたり、輸送中に容器内の温度が上昇して商品を台無しにしてしまったりと苦労の連続であった。

8.今後進出したい分野、市場、技術、ノウハウ等

 短期的には、海に係わる水産物(海藻、貝類)、中長期的には、農産物・畜産物に対する氷温技術導入による新商品の開発と販売、更には超氷温技術導入による技術力、ノウハウの蓄積と向上を図る。

9.指導を受けている機関・アドバイザー等

・機関等の名称:(株)氷温研究所
・指導者名:山根昭美
・指導内容:氷温、超氷温技術



グループの中核企業(株)ダイマツ

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