鳥取県6月の中小企業景況

仕入価格等高止まりにより生産、消費ともに縮小傾向

人材確保難深刻化も、時間外労働時間規制強いられるなど問題山積

~景況DI値は、前年同月比7.9ポイント上昇のマイナス26.3~

県内中小企業の景況は

全業種景況DI値は、前月比5.2ポイント低下のマイナス23.6、前年同月比7.9ポイント上昇のマイナス26.3となった。製造業では、依然として多くの業種で原材料等の高騰による収益の悪化が続いているうえ、受注量及び販売数量の減少につながるため価格転嫁が困難な状況が続いており業況は厳しい。非製造業では、大型連休の反動による人流の減少が見受けられたほか、旅行支援策の終了により観光関連を中心に前年同月比の売上高は大きく減少した。県内景況は、全業種で原材料及び仕入価格等諸経費の高止まりが継続しており、生産、消費ともに縮小傾向にあり厳しい状況が続いている。また、人材確保難が深刻化するなか、時間外労働時間の規制による業務見直しを強いられるなど問題が山積しており、先行き不透明な状況が続いている。

 

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